第48回母と女性教職員の会静岡県集会

本日10月14日(土)に、第48回母と女性教職員の会静岡県集会が、静岡県男女共同参画センターあざれあで行われました。この集会は、県内から教職員、保護者が集まり、「子どもたちにしあわせな未来を」と願い行っています。実行委員として教職員だけでなく、保護者にも参加していただき、主に全体会の運営をしています。

会に先駆けて、参加者全員で『青い空は』を合唱しました。

主催者を代表して赤池 中央執行委員長より、「学校に必要なことは、子どもと先生が一緒に過ごせるゆとりであり、それが教育の持続可能性を保障するものです」「本集会は、参加者による自由闊達な意見交換を大切にしているため、子どもの学びや成長を支える家庭・学校・社会のあり方について、自由に語り合っていただければ幸いです」と挨拶しました。

また、23人の来賓を代表して、宮下 県PTA連絡協議会会長、佐野 静岡県議会議員からあいさつをいただきました。

宅見 静教組女性部長からは、「今大切なことは、子どもをとりまく環境の変化やそれに伴う子どもの心身の様子をまず私たち大人が意識して見とり、共有すること。そのためには、子どもたちの声をしっかりと受け止めましょう」「保護者・地域・教職員が、それぞれの立場で子どもたちに何ができるか、対話を重ねましょう」と基調提案を行いました。

講演は、一般社団法人 日本レジリエンスエデュケーション協会代表理事 山本千賀子さんに「子どもたちの幸せを支えるレジリエンス~小中学生のレジリエンスを育てる方法~」という演題で行っていただきました。

「レジリエンスってどんな心の力?」「レジリエンスの強化ポイント診断」「子どものレジリエンスの育て方①ポジティブ感情を引き出す方法、②気持ちを切り替え前進するのを助ける方法、③チャレンジする気持ちを高める方法」という内容を、プレゼンテーションを使いながら軽快なテンポで話をすすめていただきました。また、途中で会場内で話合いをする場面を何度も取り入れる中で、山本さん自身も会場を歩き、参加者と対話を行っていました。

一般社団法人レジリエンスエデュケーション協会のHPはこちら→一般社団法人日本レジリエンスエデュケーション協会

午後は7つの分科会にわかれました。最初に代表保護者が作成した提案レポートを聞いた後、さらに小グループをつくり、意見交換を行いました。県内各地から集まり、初めて顔を合わす保護者・教職員・地域の方で小グループを作りましたが、少しずつ打ち解け、休憩時間も席を立たずに話し続けるグループが大多数を占めていました。

第1分科会「小学生」

第2分科会「中学生」

第3分科会「子どもと人権」

第4分科会「子どもの安全と健康」

第5分科会「子どもと社会」

第6分科会「子どもと環境・平和」

第7分科会「両性の自立と平等」

静教組では今後も社会的対話にとりくんでまいります

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