日教組関東ブロックカリキュラム編成講座が、8月22日(金)に全体会、23日(土)に分科会が開催されました
全体会では、大森直樹さん(東京学芸大学教授)による記念講演がオンラインにて行われました
記念講演テーマ「子どもに合った教育課程の裁量とは」

学習指導要領の改訂やカリキュラム・オーバーロードについて講演していただき、これまでの標準時数の変遷について確認し、いかに今の標準時数が子どもにとっても、教職員にとっても大きな負担がかかっているかということに気づきました
分科会では、日本教育会館(東京)にて3つの分科会が対面開催され、静岡からは25人が参加しました
第1分科会:「学習」
第2分科会:地域学習
第3分科会:人権教育
「学力」分科会においては、静清教組の山﨑さんが静岡県を代表して「『自ら学びすすめる子』の育成による学力向上の試み」というテーマでリポートを報告しました
具体的な実践についてわかりやすく報告していただき、他県からの参加者からも大変好評でした
限られた時間いっぱいまで多くの質問が出され、活発に意見交換を行うことができました
《リポーターの感想》
「ひとりひとりの学力観に違いがあるからこそ、話し合う価値が大きく、ワクワクした時間を過ごせました。他県の方々とつながりをもてたことも、組合活動の良さだと感じました。」
《司会者の感想》
「とても活発な協議の中で、子どもたちのために魅力的な授業をしたいという、各県の先生方の共通する熱い思いを感じられ、とても有意義な時間でした。」

依然として多忙な勤務実態が続いていますが、子どもたちのゆたかな学びを支えるとともに、教職員の力量向上のためにも、教育現場での語り合いが活性化することを期待しています