12月18日(木)に、静岡市立城内中学校を会場に、「静岡県三者連絡協議会」を実施しました
この「静岡県三者連絡協議会」は、静岡県PTA連絡協議会(県P連)、静岡県校長会(校長会)、静岡県教職員組合(静教組)の三者によって、子どもをとりまく課題についてそれぞれの立場から協議を行う場として、28年目を迎えました

北川 城内中学校長より、学校の説明をいただいた後、学校参観をさせていただきました
どの授業でも、落ち着いた様子で学習する姿がみられました
その後、テーマ「子どもたちのゆたかな学びを支えるために学校における支援体制について」をもとに、協議を行いました
趣旨説明:鈴木 静教組中央執行委員

最初に、静教組の考えとして
どの子も安心して学べる学校にするために、いつでも相談できる体制を整えるべき
どの子にも学びを保障するために、常駐する教員や支援員のいる「校内教育支援センター」の設置・充実すべき
保護者に対しても必要な支援を行えるような相談体制を整備すべき
を提案し、協議をすすめました
参加者からは、
教室での学びのあり方を見直していく必要があるのではないか
財政状況による対応や支援の差が課題となっている
校内教育支援センターが子どもや保護者への良い環境となっている一方で、個々に対応できる環境にすることが難しい
チーム担任制をすすめることで、相談できる体制が増えている
昔より教育環境がよくなっているのに、不登校がなぜ増えているのだろう
不登校の子どもだけでなく、保護者のケアも必要
親も子も、「ここにいていいんだ」と感じられることで、心が安定する
一斉教育の中で、子どもたちや教職員も苦しさがある…今までの教育環境を変えていく必要があるのではないか
「学校に来ればいい」という考えから脱却していくことも必要ではないか
などの意見が出されました

まとめ:赤池 静教組中央執行委員長

今後も三者が協力し、子どもたちのゆたかな学びや成長に向けとりくんでまいります
