12月4日(木)に第4回静教組組織改革委員会を実施しました

2026年度から、いよいよ静岡教組のエリア制運営がスタートします
各エリアにおいて、「子どもの未来を語る会」や「分会長会議」の合同実施を試行しています
現時点での課題もありますが、皆さんが「エリア制のよさ」を実感できるよう、検討・試行・協議を重ねています

エリア制運営の目的などは以下の通りです
<エリア制の意義や効果>
(1)支部よりも大きな枠組みを組織することによりスケールメリットを生かした運動推進を図る。
・仲間が増えることで新たなつながりが生まれます。私たちの声がより説得力をもちます。
(2)エリアでとりくみを平準化することで組合員の諸活動における機会均等を図る。
・支部間のとりくみをそろえることで、組合員としての権利行使の充実につなげます。
(3)持続可能な組織運営の確立に向けて、専従役員や支部役員等の減員への対応を図る。
・同様に、専門部役員や分会員数減による各分会の負担軽減も図ります。
(4)支部の名称や組合員の窓口となる書記局が維持できる。
・支部が無くなるわけではありません。引き続き各分会とのつなぎ役を果たします
Q どんな良さがあるの?
A 組合員のつながりを生む機会が支部からエリアに広がります
- 公的な研修だけではつながり得ない他地区の組合員とも情報交換することが可能になります。また、専門部にとっては、人数が増えることで他地区の様子を知ることができ、それらの情報を要望書作成に生かすことで、さらなる運動促進につなげることができます。
Q 分会のとりくみは何か変わるの?
A 分会のとりくみが大きく変わることはありません。
- 組合活動の原点は分会であり、働きやすい職場づくりは今後も最重要テーマです。
- 組合活動の水準を維持しながら、動員をエリアで分け合うなど、分会や分会員の負担軽減を図ります。
Q 支部のとりくみは変わるの?
A 基本的に会議や学習会などはエリアを単位に開催することになりますが、支部の仲間で情報共有する機会は維持します。
- それぞれの支部のとりくみを、エリア内でよいよいとりくみに揃えることにより、運動の精選を図ります。「支部のとりくみに加えてエリアのとりくみが増える」のではなく、全体を平準化していきます。
- 支部内のつながりはこれからも大切です。あくまでも支部を残して運営面での再編をめざした理由は、支部の名称や枠組みを今後も残していきたいと考えたためです。
Q 組合員の「機会均等」とか「権利行使の充実」とはどういうこと?
A 今後は、エリア内で統一して、同じ事業を組合員に提供できることになります。
- これまでは、支部の規模(組合員数や予算等)により、福利厚生事業を始めとする支部のとりくみに多少の差異がありました。今後は、組合員が各種活動に参加する機会や組合員としてのサービスを受ける権利等がエリア内で均等に保証されます。
クリエイティブ発信・静岡12月25日号では、3面に渡ってエリア制運営についての特集記事を掲載します
ぜひご覧ください

