浜松教組は、8月25日(月)に浜松市人事委員会に対して、要請行動を行いました
今年度は、
職務・職責に見合った待遇の実現について
人員の確保について
学校における働き方改革について
の3点について学校現場の実状や課題を伝えながら要請しました
【職務・職責に見合った待遇の実現について】
私たち教職員は、年齢に関係なく、どの世代においてもそれぞれの職務職責を果たそうと日々全力で業務にあたっています。安心して職務に専念できるようにするためにも、全世代にわたる賃金の引上げ勧告を求めました。また、教職調整額を15%に引き上げること、主務教諭の導入や義務特手当の引下げ・学級担任への加算については、浜松教組と協議するよう市教委への働きかけを求めました。
【人員の確保について】
年度当初の定数未配置はいないものの、年度途中に、産育休や私傷病休暇を取得される方、早期退職をする方などが一定数いるため、教員不足が依然として発生している現状を伝えました。また、育児や介護を理由にやむを得ず退職してしまう方が一定数いることも伝えました。子どもたちのゆたかな学びを実現するためには、あらゆる手段を講じて人員の確保をするべきだと要請しました。
【学校における働き方改革について】
実態調査結果から、依然として時間外在校等時間が縮減されておらず、さらには、持ち帰り業務や休日勤務をせざるを得ない状況がある実態を伝えました。また、過剰・不当な要求への対応に苦慮している現状を伝え、その改善を求めました。教職員が本来業務に専念できる環境とするため、長時間勤務の是正に向けた具体的な措置を講ずることや、教職員の人権を守るための対応策などを示すことを、任命権者に働きかけるよう要請しました。