第64回日教組養護教員部研究集会

7月26日(土)、27日(日)に、第64回日教組養護教員部研究集会が福島県で開催され、静教組からは6人が参加しました

1日目の全体会では、「あの時子どもと先生はどう過ごしたか~阪神淡路大震災と東日本大震災~」をテーマにシンポジウムが行われ、元日教組中央執行委員長の泉雄一郎さん、福島県教職員組合中央執行委員長の瀬戸禎子さんをはじめとした、4人のパネリストが登壇し、震災時に学校や養護教員がどのような対応を行ったのか、実体験をもとに話をしていただきました

非常災害に対して、

①学校施設の利用計画
②対応マニュアルを作成
③教職員が教育活動に専念できるような体制構築の大切さ
④組合が災害復興支援に尽力したことで学校教育にどのような影響を与えたのか
上記の①~④について話をしていただきました

2日目は4つのテーマに分かれて、講座が行われました

第1講座「養護実践について~青年層の意見交流~」
第2講座「養護実践について~保健室・別室登校の子どもたち~」
第3講座「子どもが安心できる学校環境について~データ活用やフッ素洗口の問題・子どもをとりまく課題について~」
第4講座「養護探求とこれからの運動推進について」

第4講座では、養護実践研究センターの大谷尚子さん、元日教組養護教員部長の馬場町子さんのお話を聴講し、「養護教育」のあり方について学びを深めました

養護教員として、日々の生活の中で「あなたはかけがえのない存在」だと子どもたちに実感してもらう関わりが、大切であるということについて話していただきました

全国の養護教員部のみなさんと語り合い、つながりを深めることができ、大変有意義な研究集会となりました

この学びを、今後の静教組養護教員部の活動へ生かしていきます

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