第1892号2012年9月10日号
平和・人権・命の大切さを考える

青年部 広島平和学習の旅
2012.8.4〜6

「沖縄平和学習の旅」と隔年で開催している「広島平和学習の旅」。平和学習を通して、平和・人権の大切さを考えていきます。今回は、本部・支部合わせて23人の団員が参加し、平和・人権等への学習を深めました。

主な日程
8月4日(土) 平和祈念資料館→折り鶴平和行進→核兵器廃絶平和ヒロシマ大会
8月5日(日) 大久野島フィールドワーク
8月6日(月) 平和祈念式典→広島城(大本営・地下施設・被爆樹木など)→陸軍墓地→宇品港(軍用桟橋など)
【大久野島(毒ガスの島)】

毒ガス島歴史研究所の森アさんを講師に迎え、日本軍が毒ガスを作っていた大久野島をフィールドワークしました。参加者は、今なお毒ガスの影響で苦しむ人々の存在を知り、加害者としての日本の歴史を知りました。

【広島城(大本営・地下施設)】

講師の広島平和教育研究所の江種さんとともに地下施設に入り、説明を受けました。自らも17歳の時に被爆している江種さんは「今もなお、川底には原爆の犠牲者たちが眠っている…」と当時を振り返り、私たちに語りかけてくださいました。その重みのある一つ一つの言葉から平和への祈りを感じました。

【参加者の声】

「何かできることはないか考えていきたい」「事実をしっかりと知る大人でありたい」などの感想が聞かれ、青年部の参加者にとって有意義な学習となりました。