] 静岡県教職員組合 - クリエイティブ発信 - 静教組立教育研究所より シティズンシップ教育研究委員会1年目の今年は…[第2042号]

第2042号2018年12月10日
静教組立教育研究所より シティズンシップ教育研究委員会1年目の今年は…

教育研究所「未来の教育を考える会」では、これからの社会を考え行動する市民、民主主義社会を創る市民を育てる教育をシティズンシップ教育と押さえ、そのあり方について3年前から議論を重ねてきました。

今年度は、シティズンシップ教育研究委員会を設立し、学校現場での実践を基に協議をすすめ、教育研究所としてのシティズンシップ教育のあり方を研究してきました。共同研究者には、静岡大学の井柳美紀さんと名古屋市立大学の三浦哲司さんを迎え、県内各地より選出された所員7人が、シティズンシップの視点をもちながら、国語科、社会科、家庭科、総合的な学習の時間等様々な教科・領域において授業実践し、その実践を持ち寄って研究委員会で協議を重ねました。

静岡県教職員組合HP内の教育研究所「シティズンシップ教育研究委員会」には、研究委員会でのとりくみ内容や所員の思いが掲載されています。また年度末には、今年度の研究をまとめた研究所リポートを発信しますので、ぜひご覧いただき、とりくめそうな実践がありましたらぜひ参考にしてみてください。

研究所には、他にも「子どもの権利条約推進委員会」「国際連帯と平和教育研究委員会」「調査研究委員会」「未来の教育を考える会」の研究組織があります。こちらのとりくみもHPでご覧ください。教育研究所の研究、所員の授業実践は、静教組の教育研究の大きな財産であり、組合員の実践によって磨かれ、子どもたちのゆたかな学びを生み出します。