第1961号2015年7月25日
ネパール大地震 緊急災害支援

4月25日に発生したネパール中部を震源とするマグニチュード7.8の地震は、犠牲者8,000人以上、負傷者18,000人以上という甚大な被害をもたらしました。学校の被災状況は、5月7日現在で1,500校以上が全半壊し、ネパール全土で5,000校が臨時休校となり授業再開の見通しが立たない状況にあるとのことです。さらに5月12日に同じネパールの東部で起きたマグニチュード7.3の地震により被害が拡大しました。

170万人近い子どもたちが地震の影響を受け、不便な生活を余儀なくされています。報道等でもあるように、復興までは継続した支援を必要としています。

こうした状況を踏まえ、静教組は教育運動「国際交流活動」の方針・重点に基づき、日本ユニセフ協会を通じて10万円の支援金を贈りました。この支援金は、被災地に安全な水やトイレ、栄養、衛生関連の支援物資を届けるとともに、子どもたちの保護や教育環境の復興に役立てられます。