第2134号2022年11月25日
〜自分ごとの学びに〜
2022年度栄養教職員部学習会

10月22日(土)に、2022年度栄養教職員部学習会が静岡県産業経済会館で開催されました。各単組・支部の栄養教職員、単組・支部役員合わせて35人が参加しました。

全体会では三宅宏枝日教組栄養教職員部長より「栄養教職員部の現状と課題」、薄田綾子日教組中央執行委員より「定年引上げにかかわる栄養教職員部の課題」について講話がありました。分科会では学校組合立牧之原中学校の見崎由美子さんより「ICTを活用した食に関する指導について」実践発表があり、その後グループで「コロナ禍でもできる給食時間における食教育」をテーマに意見交換を行いました。

静教組はこのような機会をこれからも大切にしていくとともに、この学習会の成果を、2023年度開催予定の静教組栄養教職員部研究集会につなげていきます。

≪参加者の声≫
  • 栄養教職員をとりまく課題について、具体的にイメージしながら学ぶことができました。全ての栄養教職員にとって決して他人事ではなく、組織として解決に向けて話し合っていく必要があることを強く感じました。
  • 少人数職種ならではの働き方は、今後の課題でもあり今現在働いている私たちが声をあげていくことが大切であると思いました。特に栄養教職員は、養護教諭や事務職員と比べて、各学校に一人いるわけではないので、もし、自分が体調を崩して長期の休みとなればどうなるのか不安になってしまいます。臨機応変な働き方ができ、フルタイムではない働き方をしたい気持ちがある人にも働きやすい環境が整えば、栄養教職員の仕事がしやすいものになっていくと思いました。
  • 実践されているとりくみをたくさん知ることができ、とても勉強になりました。ICTで全て授業をするのではなく、効果的な使い方ができるように心がけていきたいと思いました。
  • ICTをツールとして上手に活用すること、まずは「やってみる!」ことが大切だと感じました。あとは校内外の先生方や支援員さんと学び合うことで、やれそうなことの視野が広がることを感じました。
写真
塩ア泰乃 静教組栄養教職員部長より

今年度、対面で栄養教職員部学習会を実施することができ、たいへん嬉しく思います。当日は、各単組・支部から30人以上の参加があり、三宅日教組栄養教職員部部長と薄田日教組中央執行委員から、私たちの置かれている現状や課題について講話を受けて、自分たちにできること、やるべきことについて再認識することができました。牧之原中分会の見崎さんの実践発表を聴いてからのグループ討議でも、今できることのヒントを見つけることができたと思います。

栄養教職員として「前向き」になれる学習会になり、2023年度の静教組栄養教職員研究集会に繋げていけたらと思います。また、今回の学習会の内容を専門部だけではなく、各単組・支部で共有していただけると嬉しいです。