第1922号2013年12月10日
ゆたかな教育環境の実現を求めて 教育キャンペーン活動2013
「30人以下学級の実現」「校舎・施設100%耐震化と非構造部材の耐震化」等を訴える


▲11月9日(土) 新浜松駅前ギャラリーモール


▲11月16日(土)三島駅南口付近

11月9日(土)の浜松を皮切りに、16日(土)沼津・三島、17日(日)藤枝・静岡と、県内5地区において、教育キャンペーン活動を展開しました。

教育キャンペーン活動は静教組と連合静岡が協力して行っているもので、今年で12年目になります。毎年、静教組組合員を中心に、連合静岡の役員や県政連議員、県政連推薦議員が多数参加しています。

今年は、25人の弁士の方々が街頭演説を行いました。「子ども一人一人がきめ細かな指導・支援を受けられるよう、すべての小中学校における30人以下学級の実現」「子どもたちが安心して学校生活を送るための校舎・施設の100%耐震化の早期完結と非構造部材(天井、窓ガラス等)の耐震化」「特別支援教育の充実、外国籍児童生徒の支援等に対応できる人的配置」「職業観・労働観を育む労働教育の推進」「生きる力を育む授業が展開できる条件整備」など、豊かな教育環境の実現をそれぞれの立場から県民の皆さんに強く訴えました。

また、街頭演説の周辺では街頭署名を実施しました。組合員を中心に、議員や連合静岡の方々も一緒になって道行く人たちに署名を呼びかけました。様々な年齢層の人たちが快く署名に協力してくださり、署名活動をしている組合員からの説明に熱心に耳を傾けたり、意見を交わしたりする人も見られ、よりよい教育を求める県民の皆さんの思いが感じられました。今回は、5地区合計で1,728筆の署名が集まりました。

依然として厳しい社会情勢・財政状況が続いていますが、静教組は、未来を担う子どもたちのために豊かな教育環境の実現を訴え続けていきます。

例年同様、今回の教育キャンペーン活動でも、連合静岡加盟労組や退女教の皆さんから多大なご協力をいただいています。署名活動への協力はもちろんのこと、教育現場の現状と課題が理解され、組織をこえたとりくみがなされていることは、世論をつくっていく上でたいへん心強いことです。

各分会での署名や活動にご協力いただき、ありがとうございました。集まった署名は、12月9日に県知事に提出し、要請を行います。


▲池富彰 連合静岡会長

▲鈴木伸昭 静教組執行委員長

教育キャンペーン活動に合わせ、K-MIXとSBSラジオで静教組のCMを放送しました。また、静教組本部執行委員がラジオ番組に生出演し、静教組の紹介と教育キャンペーン活動のPRをしました。

SBSラジオ ‘中村こずえの smile for You’に出演(11/7)

25万筆達成!みなさんの熱い思いが伝わりました。ご協力ありがとうございました!

署名集約数(2013年11月29日現在)

静教組 116,797筆
退女教 17,211筆
連合静岡 122,094筆
合計 256,102筆