第1921号2013年11月25日
子どもたちの笑顔を守りたいから…友に学ぶ、ともに学ぶTOMO-KEN
第5回TOMO-KEN(日教組青年教育実践交流集会)開催

10月5日(土)・6日(日)に日本教育会館にて、約250人の青年部員が集い、第5回『TOMO-KEN(トモケン)』が行われました。『TOMO-KEN』は、リポートの報告会ではなく、参加者の悩みや不安・疑問を議論するなかで解決を図っていくことに力点を置いています。静教組からは6人の参加者が日頃の実践をもち寄り、議論に参加しました。

今回の『TOMO-KEN』は、「子どもが主役の学校・学級づくり」「子どもへの支援・対応」「学習支援」「地域・保護者との関わり」「子どもを中心に考える『平和・人権・環境・共生』」「子どもを支えるための環境・職場づくり」の6テーマ、18分科会に分かれ、熱い議論を交わしました。その内容は、それぞれの分科会ごとテーマに沿った提言としてまとめられました。

これからの教育、そして組合活動の中核を担う青年部員が、子どもたちのことや教育課題について語り合うことで、個々の課題解決に向けた方策を得るだけでなく、「組合員相互のつながりのよさ」を実感できる有意義な交流集会になりました。

=ある分科会のまとめ=「働きやすい職場を作るために」

  • 子どもを中心とした「チーム」であることを意識しよう。
  • 生徒指導等の問題解決の場に養護教諭や事務職員、栄養教職員も加わり、様々な立場の専門性を生かして話し合おう。
  • 「担任でなくてはできない」「養護教諭でなくてはできない」という専門的な仕事以外の部分を整理し、減らしていこう。
  • 若手育成のため、何をしているのか見えるように仕事をしよう。
  • 自分の抱えた仕事について周りの職員と共有できるようにアピールしよう。
  • 情報をキャッチできるように、アンテナを高くしよう。