第1860号2011年5月10日
静教組 こんな活動をしています
子どもたちのために保護者・県民のみなさんと力を合わせます

学ぶ喜び・希望あふれる教育の実現をめざします

▲「技術科教育」分科会

教育研究静岡県集会

子どもが学ぶ喜びを実感できる教育活動をすすめるとともに、教職員の力量向上をめざし、毎年10月末に教育研究静岡県集会を開催します。県内教職員が日頃の教育実践を交流し合い、その成果や課題を検証しています。2011年度は61回目になります。

2010年度は、特別分科会を含む計26の分科会に2日間でのべ約1,000人が参加し、255本のリポートをもとに、各分科会で熱心な討論を行いました。

▲教育政策提言をもとにした意見交換

静教組教育政策提言

静教組のめざす学びと学校のあり方について2年ごとに提言にまとめ、教育に関わる方々に発信しています。

提言では、「人との関わりを通した豊かな学びの創造」「学校・家庭・地域の協働による学校づくり」を謳っています。2010年度の教育研究静岡県集会では、この提言をもとに、保護者も交え意見交換しました。

教育条件の整備・拡充を求めます

▲浜松での街頭署名

教育キャンペーン活動

豊かな教育環境の実現を求め、教育キャンペーン活動を展開しています。2010年度も、働く仲間の連合静岡や連携する議員の協力を得て、県内5地区において街頭演説・街頭署名を実施しました。また、テレビCM、ラジオCMを通して教育環境整備の必要性を広く県民に訴えました。こうした運動により、「豊かな教育環境の実現を求める署名」活動では25万筆を超える署名が集まりました。

▲25万筆超の署名を知事に手渡す

教育環境の充実を求める要請行動

保護者、教職員、議員、連合静岡のそれぞれの代表が、県経営管理部長、教育次長、学校人事課長等に対して、教育現場の実態を具体的に述べながら要請を行っています。2010年度は「静岡式35人学級編制の拡充・条件整備」「特別支援教育の充実」「スクールカウンセラーの拡大」等を強く訴えました。また、連合静岡会長や県議会議員とともに県知事への直接要請も行っています。

保護者・県民とともに運動をすすめます

▲小学校で行った三者連絡協議会

三者連絡協議会

静岡県PTA連絡協議会・静岡県校長会・静岡県教職員組合の代表者が年2回集まり、話し合いを行います。違った立場で子どもたちに関わる三者が対話を通して連携を確認し、よりよい学校教育をめざしていくことを目的としています。

子どもたちが生き生きと活動できる学校を創りあげるために、立場を越えて意見交流をしています。

▲分科会での活発な話し合い

母と女性教職員の会静岡県集会

子どもたちの健やかな成長のために家庭・学校・地域が手をつないでいくことをめざし、保護者と女性教職員が運営している会です。

2010年度は「子どもたちにしあわせな未来を−守ろう 平和・教育・人権−」をテーマに、磐田市で開催しました。県内各地から総勢約410人が参加し、男性の参加も増えました。13の分科会では、提案レポートをもとに活発な話し合いがなされました。

共生社会の実現をめざします

▲オーストラリアの小学校の授業風景

オ−ストラリア教育組合との交流

オーストラリアを訪問し、教育組合ビクトリア支部との教育交流会や学校訪問、ホームステイなどを行っています。2011年度は14回目になります。日本とは異なる教育観、教育環境等を実際に見聞し、教育のあり方を問い直す貴重な機会となっています。

秋にはビクトリア支部の教職員が来静し、ホームステイや学校訪問を行い、交流を深めています。

平和学習の旅

▲広島平和学習の旅で講師のお話を聞く

「沖縄を知る、戦争を知る、そして平和教育の第一歩とする」という趣旨で始まった沖縄平和学習の旅は25回を数えました。これまで約620人の組合員が参加し、平和・人権・環境について学習を深めてきました。報告学習会を行ったり、授業実践で活用したりと、様々な形でこの体験を生かしています。

2008年度からは、これまでの学習をさらに広げ深める目的で、広島平和学習の旅と沖縄平和学習の旅を隔年で行っています。