第1849号2010年11月25日
わたしにはこんなに頼もしい仲間がいる!共に学び、友に学ぶTOMO-KEN
〜第2回TOMO-KEN(日教組青年教育実践交流集会)開催〜

10月30日・31日に日本教育会館にて、全国から200余名の青年部員が集い、第2回「TOMO-KEN」が行われました。この集会はリポートの報告会ではなく、参加者の悩みや不安・疑問を議論する中で解決を図っていくことに力点を置いています。静岡県からも3名の参加者が日頃の実践を持ち寄り、議論に参加しました。

今年は、参加者が子どもの実態や悩み、議論したいことのエントリー票を持ち寄っての「分科会」と「テーマ指定分科会」が行われました。

「分科会」では、学習指導や生活指導、生徒指導、特別支援など、青年部員が抱える悩みや課題をテーマに議論しました。

また、「テーマ指定分科会」では、「子どもの権利条約の具現化」「貧困な環境に置かれている子ども」「人権」「平和」の4つのテーマに分かれ、青年としてこれらの問題をどう捉えるか、現場でどう実践していくかなどを議論しました。

これからの組合活動の中核を担う青年部員が子どもたちのことや教育課題について語り合うことで、持ち寄った課題を解決するだけでなく、「組合員相互のつながりのよさ」を実感できる有意義な交流集会になりました。

=参加者の感想より=

  • 同じ世代の青年部の集まりということで、肩肘を張らずに自分サイズで参加しました。日頃の先輩からのアドバイスのように「教えてもらう」というより、日頃の授業や指導の悩みを仲間と語り合うことで「自ら気づく」ことができた気がします。
  • 自分は一人じゃないなって感じました。もちろん同じ学校にも同じ世代の仲間はいますが、同じ支部にも、静岡県内にも、そして全国各地にも同じ世代の仲間がいて、子どもたちと向き合って今日も頑張っているんだ…そう思うと早く子どもたちの顔を見たくなりました。