第1847号2010年10月25日
育児は期間限定のプロジェクトX 第35回母と女性教職員の会静岡県集会

10月16日(土)磐田市立豊田南小学校で「第35回母と女性教職員の会静岡県集会」が開催されました。集会には、県下各地から、保護者・教職員・退職された女性教職員など、総勢約410人が参加しました。

全体会では、加藤委員長が「親も教職員も様々なことで悩みもがいています。考えさせられること、やれそうなこと、いくつもの宝物が今日の会の中に入っていると思います。そういうことを大事にしてきたこの会を、どうか皆さまの積極的な参加で盛り上げてください。」と述べました。また、来賓を代表して、渡部修磐田市長と佐野愛子県議会議員が挨拶をしました。


▲安藤哲也さん

鈴木弘美県女性部長は、基調提案の中で、「56年前に静岡県の女性教員の呼びかけにより、母と女性教職員が手を結ぶ運動が始まり、全国的な運動となりました。その頃とはまた違ったことから子どもたちを守っていくために、保護者と教職員がこれまで以上に力を合わせましょう。自分たちにできることをできるところから始めましょう。」と訴えました。

その後、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也さんが、「イクメン(育MEN)でいこう!〜あなたの家族を101倍ハッピーにする方法」という演題で、どこの家庭にもあるような夫と妻のエピソードをとりあげながら、「育児は、期間限定のプロジェクトX。男性ももっと主体的に家事・育児に関わっていこう。」というメッセージを発信しました。

午後は、「子どもの健康と安全」「情報化時代と子ども」「保護者と教職員のむすびつき」等、13の分科会に分かれ、保護者のレポートによる提案を受けて、参加者が活発に意見交換をしました。