
第1836号2010年5月10日
静教組 こんな活動をしています
子どもたちのために保護者・県民のみなさんとともに前進します
学ぶ喜び・希望あふれる教育の実現をめざします

教育研究静岡県集会
子どもが学ぶ喜びを実感できる教育活動をすすめるとともに、教職員の力量向上をめざし、毎年10月末に教育研究静岡県集会を開催します。県内教職員が集まって、現場における教育実践を交流し合い、その成果や課題を検証しています。
2009年度は、特別分科会を含む計26の分科会に2日間でのべ約1,430人が参加し、273本のレポートをもとに、各分科会で熱心な討論を行いました。

組合立教育研究所
県下各地の教職員と、大学教授等の共同研究者による研究委員会で組織されています。静岡の教育をどう発展させるかという視点で、様々な研究や調査、検証を行っています。
2009年度は、保護者を交えてミニシンポジウムを2回開催しました。
教育条件の整備・拡充をもとめます

教育キャンペーン活動を展開
豊かな教育環境の実現を求め、教育キャンペーン活動を展開しています。2009年度も、連合静岡や県政連議員・県政連推薦議員の協力を得て、県内5地区において街頭演説並びに街頭署名を実施しました。また、テレビCM、ラジオCMを通して教育条件整備の必要性を広く県民に訴えました。こうした運動により、「豊かな教育をもとめる署名」活動では約25万筆の署名が集まりました。

教育環境の充実を要請
保護者、教職員、議員、連合静岡のそれぞれの代表が、県総務部長、教育次長、学校人事課長等に対して、現場の実態を具体的に述べながら要請を行っています。2009年度は「小学校低学年における学級規模の縮小(30人以下学級)」「静岡式35人学級の拡大」「特別支援教育の充実」等を強く訴えました。また、連合静岡会長や県議会議員とともに知事への直接要請も行っています。
保護者・県民とともに運動をすすめます

三者連絡協議会
静岡県PTA連絡協議会・静岡県校長会・静岡県教職員組合の代表者が集まり、話し合いを行っています。子どもたちのためによりよい環境を整えていくにはお互いがどのようなとりくみを展開できるか、立場を越えて意見交換し、連携を確認し合っています。

母と女性教職員の会静岡県集会
子どもたちの健やかな成長のために家庭・学校・地域が手をつないでいくことをめざし、保護者と女性教職員が運営しています。
2009年度は「子どもたちにしあわせな未来を−守ろう 平和・教育・人権−」をテーマに、菊川市で開催しました。県内各地から総勢約400人が参加し、男性の参加も増えました。13の分科会では、提案レポートをもとに熱心な討議がなされました。
共生社会の実現をめざします

オ−ストラリア教育体験視察と交流の旅
教育組合ビクトリア支部との意見交換会や学校訪問、ホームステイなどを行っています。今年度は13回目になります。日本とは異なる教育観、教育環境等を実際に見聞し、直接体験して、教育のあり方を問い直す貴重な機会となっています。
また、9月末から10月初めにかけてビクトリア支部の教職員が来静し、ホームステイや学校訪問を行い、交流を深めています。
平和学習の旅

「沖縄を知る、戦争を知る、そして平和教育実践の第一歩とする」という趣旨で始まった沖縄平和学習の旅は25回を数えました。これまで約620人の組合員が参加し、平和・人権・環境について学習を深めてきました。報告学習会を行ったり、授業実践で活用したりと、様々な形でこの体験を生かしています。
2008年度からは学習地を広島にも求め、これまでの学習をさらに広げ深める目的で、広島平和学習の旅と沖縄平和学習の旅を隔年で行っています。
