第1826号2009年12月10日
教育キャンペーン活動2009
「30人以下学級の実現」「100%耐震化の早期完結」等の実現を訴える

県内5地区で街頭演説・署名活動を展開

11月7日(日)の浜松を皮切りに、8日(土)藤枝・静岡、14日(土)沼津・三島と、県内5地区において、教育キャンペーン活動を展開しました。

教育キャンペーン活動は、静教組と連合静岡が協力して行っているもので、静教組組合員を中心に連合静岡の役員や県政連議員、県政連推薦議員が参加をしています。

  24人の弁士の方々が街頭演説を行い、「教職員が子どもたち一人一人に向き合うことができるよう、30人以下学級を実現してほしい。」「夏休みに大きな地震があり、子どもの安全を守るためにも、校舎・施設の耐震化は、最優先で実施する必要がある。」など、道行く人々に訴えました。また、同時に組合員による街頭署名を実施しました。県民のみなさんの関心は高く、街頭演説に聞き入ったり、署名活動をしている教職員と話をしたりする場面が多く見られました。「早く30人以下学級になるといいですね。」「テレビでコマーシャルを見ました。応援しています。」等、温かい声をかけてくださる方もいました。今回は、5地区合計で1,745筆の署名が集まりました。

街頭署名を始めたころに比べると、関心が高まっていることが伝わってきます。8年目を迎える教育キャンペーンが浸透してきていると言えます。財政的に苦しい状況は続きますが、静教組は、子どもたちのために豊かな教育環境の実現を求め、これからも県民の皆さんに訴え続けていきます。

今回の教育キャンペーンでも、連合静岡の賛同を得て、加盟労組のみなさんから多大なご協力をいただきました。

署名活動に対する協力はもちろんのこと、教育現場の抱える課題や教育改革の方向性等について理解を得ることができたことは、社会的合意形成を図る上で意義深いものとなりました。

教育キャンペーンの活動は、CM放送だけでなく、情報番組の中やラジオCMでも紹介しました。

署名や活動にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。集まった署名は、12月9日に県知事に提出し、要請をしました。

目標の25万筆に迫る集約、ありがとうございました。

署名集約数(2009 年12月1日現在)

静教組 117,322筆
退女教 18,555筆
連合静岡 110,453筆
合計 246,330筆