第1821号2009年9月25日
子ども救援カンパのとりくみ

誰もが安心して学べる社会づくりに8,590,289円寄せられる

困難・困窮な状況にある子どもたちの教育・進学支援のため、この春、日教組子ども救援カンパがスタートしました。このとりくみを受け静教組でも6月から子ども救援カンパのとりくみを開始しました。組合員を中心に広く教育関係者の方々のご協力を得ることができ、9月1日現在で、静教組に総額8,590,289円が寄せられました。

日教組全体では、日教組加盟の各組合や関係する団体のほか、一般の方々からの振込み・街頭カンパ活動分を含めて、141,193,962円となっています。日教組には「新聞等で見ました。頑張ってください。」という一般の方々から、たくさんの温かい言葉と支援が寄せられたそうです。

このうち7,000万円をあしなが育英会東京本部にて中村讓日教組中央実行委員長が玉井義臣あしなが育英会会長に渡しました。8月18日に行われた会見では、中村委員長がこれを一時のブームで終わらせないよう、継続的な支援の必要性を訴えました。また、日本の子どもに関する公的支出はOECD諸国の中でも最低レベルであり、公的支出の拡充や、教育に関わる家庭負担の軽減が必要だとしました。この記事は、静岡新聞でもとりあげられました。

今回、全国から寄せられたカンパについては、あしなが育英会のほか、連合「トブ太カンパ」等を通じて、就学・修学支援や雇用と就労・自立支援などを行っているNPO団体へ寄付されます。

ご支援・ご協力ありがとうございました。