第1814号2009年6月10日
「子ども中心」に据えた静教組の真の力を 第96回静教組定期大会

5月26日(火)、第96回静教組定期大会が労政会館で開催され、2009年度運動方針・予算案などが承認されました。大会には、来賓の岡本信也県議会議員、佐野愛子県議会議員をはじめ、各支部からの代議員254名が集まりました。加藤典男執行委員長は、「社会のいら立ちや無責任さが、子どもたちを追いつめている。日本のすすむべき方向について責任をもって舵を切りたい。皆さんの力、私たちの力で、日常の活動を大切にしながら『子ども中心』に据えた静教組の真の力を示していきましょう。」と冒頭のあいさつで呼びかけました。また、最後には、「2009年度を一筋の光が差し込むような希望の国日本へ舵を切る1年にすべく方針決定を心から願い、一万余の組合員の皆さんが一致してとりくんでほしい。」と改めて訴えました。

2009年度運動方針の質疑・討論では「教育予算増額」「教職員評価」「福利厚生事業の充実」「組織基盤の強化」等、教育や組合活動をとりまく課題について熱い議論が交わされました。また「教育現場からの教育改革の必要性」「教育予算拡充の重要性」「ワーク・ライフ・バランスの実現」等の内容が盛り込まれた大会宣言が採択されました。