全国集会は、全国各地でとりくまれた子どもが主体となる教育実践をもとに討議を深め、互いに学びあう集大成の場です。若い世代への継承と、全国・単組・支部・分会での討議を深める組織教研を今後も力強くすすめ、平和・人権・環境・共生を基調に、日本国憲法や子どもの権利条約の理念を生かした教育実践の深化が図られることを期待します。

第2140号2023年2月25日
すべての子どものゆたかな学びを保障する自主的・組織的な教研活動の充実を!
〜日教組第72次教育研究全国集会 Web開催〜
1月27日(金)に全体集会、28日(土)・29日(日)に分科会が開催されました。静岡からは、第72次教育研究静岡県集会の各分科会において選出された23人が、リポーターとして全国の仲間と実践交流をしました。
全体集会 主催者代表挨拶 (一部抜粋)

瀧本 司
日教組中央執行委員長
第72次教育研究全国集会分科会 全国の仲間と交流

原 紗世さん (湖西支部)
教科別、教育課題別の24分科会で教育実践リポートに基づいた意見交流が行われ、活発な討論が展開されました。静教組から参加したリポーターは静岡のとりくみを発信するとともに、質疑討論に積極的に参加しました。また、県専門部長や単組・支部教文部長等の一般参加者からも学びの多い分科会であったという感想が寄せられました。
分科会司会者として以下の3人に参加いただき、円滑な分科会運営をしていただきました。ありがとうございました。
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- 総合学習と防災・減災教育
- 分科会
- 岡本寿実さん(小笠支部)
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- 幼年期の教育・保育と連携・接続
- 分科会
- 原 紗世さん(湖西支部)
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- 国際連帯・多文化共生の教育
- 分科会
- 小林健二さん(富士支部)
〜参加者の感想〜
とても充実したものでした。
リポーターの方々の熱心な討議や、共同研究者の方々の的確なアドバイス、司会を務めていただいた方の和やかな雰囲気づくりなど、とても素敵な時間でした。
教育について熱く、強い思いを持った先生方の話合いを通して、自分も刺激を受けました。「これぞ教育研究!」という機会を大切にしていきたいと感じました。(保健・体育分科会 一般参加者より)

他県の方々の実践を聞くことができた貴重な機会となりました。教材や単元についての協議を通して、家庭科教育のもつ本来の目標やねらいとは何かを考えることができました。今後の授業実践の中で、児童、生徒が「自分ごと」としてとりくむ授業の展開に努めたいと思います。

リポート発表の内容で、自分でもやってみようと思うものもあり、参考になりました。栄養教職員だけでなく、学級担任の先生方のリポート発表を聴くことができたことがとても良かったです。
