第2127号2022年8月10日
〜学校事務職員として〜 「第61次静教組事務職員部研究集会」

静教組事務職員部長
土屋百代

7月8日(金)、第61次静教組事務職員部研究集会が静岡県教育会館で開催されました。各単組・支部の事務職員、執行委員長・支部長、静教組本部役員合わせて75人が参加しました。

全体会では、始めに土屋百代 県事務職員部長が、2022年度の事務職員部の運動方針に基づいて基調報告し、政令市事務職員を巡る情勢について静清教組事務職員部と浜松教組事務職員部の代表がそれぞれ報告しました。また、これからの学校事務職員の職務のあり方について、県域における「学校事務再編に関する研究」をもとに学習会を行いました。学校の業務仕分けのプロセスや共同学校事務室の役割等について学び、分散会での協議につなげました。

分散会では、4つのグループに分かれて「多忙な勤務の現状とその解消に向けた方策」「共同学校事務室・学校事務センター 等の現状と課題」「学校運営参画にかかる諸課題」について協議しました。政令市を含めた各市町の状況を紹介し合うとともに、日ごろ悩んでいることや試みていること等を共有しながら交流を深めました。この研究集会を通して、教員も含めた参加者が、学校における事務職員の役割や望ましい職務のあり方等について再認識するよい機会となりました。

静教組は、このような機会をこれからも大切にしていくとともに、本集会の成果を、今後の人事委員会や県教委・政令市教委要請行動に生かしていきます。

<参加者の声>

  • 「学校事務の再編」は聞きなれない言葉でしたが、学習会を通して理解することができました。事務職員にとっても教員の方にとっても改善につながる仕分けが実現できたら素敵だなと思いました。
  • 共同学校事務室の目的を再確認できました。一人でも多くの周りの多くの方と共有していきたいと思いました。
  • 学校における業務仕分けは、教職員全体で目的や趣旨を共通理解しながら、すすめていくことが重要だと思いました。
  • 他地区の状況や改善事例をたくさん知ることができました。隣の市町だけでなく、県と政令市の枠を越えて交流ができることが組合活動のメリットだなと思いました。