
第1949号2015年1月25日
重みを受け止め、最善の努力を 〜県知事要請・県教育長要請〜
10月から12月にかけて、「豊かな教育環境実現を求める署名活動」を行いました。組合員及び、連合静岡の皆様、そして県下各地で多くの方々にご賛同いただいた結果、246,631筆もの署名を集めることができました。これだけの署名を集めることができたのは、この活動が長い期間を経て浸透してきたとともに、静教組・連合静岡の教育へのとりくみに対し、県民の皆様の大きな期待があることを表しています。
この署名を基に、鈴木伸昭静教組執行委員長は、池冨彰連合静岡会長、佐野愛子県議会議員とともに、12月11日(木)に川勝平太県知事に対し、また12日(金)に安倍徹教育長に対し、豊かな教育環境実現を求める要請を行いました。要請行動は佐野愛子県議の進行ですすめられ、署名とともに各分会からの声である「豊かな教育環境実現を求める要望」も手渡して行いました。
鈴木執行委員長は、署名の趣旨に賛同される方が累計で300万人を超えたことを述べ、「静岡式35人学級編制」「非構造部材の耐震化」「特別支援教育への事業の充実」などの要求事項について、分会からの要望文などを見せながら具体的に要望しました。また池冨会長は、連合静岡として署名を行うことについて「県内の子どもたちの教育環境整備は県民全体で支えていくべき課題として行っている」と知事に伝え、労働教育の必要性について要望しました。川勝知事は、鈴木執行委員長や池冨会長の話を真剣に受け止め、少人数学級や特別支援教育について、重要な課題であるという認識を示しました。
別日に行われた教育長要請には、安倍教育長だけでなく、水元教育監、教育総務課の南谷事務統括監など、多くの方が出席し、私たちの要請を受けてくれました。教育長も、少人数学級の必要性や特別支援教育の充実について、わたしたちの意見に理解を示しました。
どちらの要請行動でも、静岡県の教育環境について議論をし、子どもたちのためによりよい教育を推進したいという思いを共有することができました。静教組はこれからも、豊かな教育環境実現に向けてとりくんでいきます。
