
第1946号2014年12月10日
豊かな教育環境の実現を求めた教育キャンペーン2014
街頭で「30人以下学級の実現」「校舎・施設100%耐震化と非構造部材の耐震化」等を訴える
▲11月8日(土)浜松駅(ギャラリーモール)
▲11月15日(土)三島駅前南口付近
「教育キャンペーン」は、静教組と連合静岡が連携して署名活動や学校訪問を行い、教育予算の増額を求めたり学校現場の実情を世論に訴えたりする活動です。連合静岡と連携しての活動は、今年で13年目になります。
署名は、静教組組合員、連合静岡加盟労組の皆さん、退女教の皆さんから集めています。中でも連合静岡の協力を得て署名活動を行うことは、教育現場の現状と課題が民間企業ではたらく仲間にも理解され、世論をつくっていく上でたいへん重要なとりくみとなっています。
毎年、この「教育キャンペーン」の中で、組合員が街頭に出て署名を集める街頭署名活動を行っています。街頭署名活動は11月8日(土)の浜松を皮切りに、15日(土)沼津・三島、16日(日)藤枝・静岡と、県内5地区において展開しました。この活動では、豊かな教育環境実現の必要性を署名活動を通じて組合員が直接県民に呼びかけ、さらに連合静岡の役員や県政連議員、県政連推薦議員がマイクを握って演説をし、訴えています。
街頭演説は27人の弁士の皆さんが「子ども一人一人がきめ細かな指導・支援を受けられるよう、すべての小中学校において30人以下学級を実現すること」「子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう校舎・施設の100%耐震化の早期完結と非構造部材(天井、窓ガラス等)の耐震化」「特別支援教育の充実、外国籍児童・生徒の支援等に対応できる人的配置」「職業観・労働観を育む労働教育の推進」など、豊かな教育環境の実現をそれぞれの立場から県民の皆さんに強く訴えました。
街頭署名活動は組合員とともに、議員や連合静岡の方々も一緒になって、道行く人たちに署名を呼びかけました。様々な年齢層の人たちが快く署名に協力してくださいました。署名活動をしている組合員からの説明に熱心に耳を傾けたり、意見を交わしたりする人も見られ、よりよい教育を求める県民の皆さんの思いが感じられました。街頭署名活動では、5地区合計で1,918筆の署名が集まりました。
依然として厳しい社会情勢・財政状況が続いていますが、静教組は、未来を担う子どもたちのために豊かな教育環境の実現を訴え続けていきます。
組合員の皆さんには、各分会において署名や分会要望文などにとりくんでいただき、ありがとうございました。集まった署名と要望文は、12月11日に県知事に、12日に県教育長にそれぞれ提出し、要請を行います。

▲池富彰 連合静岡会長

▲鈴木伸昭 静教組執行委員長

「教育キャンペーン」に合わせ、K-MIXとSBSラジオで静教組のCMを放送しました。また、静教組本部執行委員がラジオ番組に生出演し、静教組の紹介と街頭署名活動のPRをしました。
23万筆を達成しました!県民のみなさんの熱い思いが伝わりました。ご協力ありがとうございました。

署名集約数(2014年11月20日現在)
静教組 | 100,288筆 |
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退女教 | 15,939筆 |
連合静岡 | 113,789筆 |
合計 | 230,016筆 |
