第1945号2014年11月25日
子どもたちの笑顔を守りたいから…友に学ぶ、共に学ぶTOMO-KEN
第6回TOMO-KEN(日教組青年教育実践交流集会)開催

10月11日(土)・12日(日)に日本教育会館にて、約230人の青年部員が集い、第6回『TOMO-KEN(トモケン)』が行われました。『TOMO-KEN』は、リポートの報告会ではなく、参加者の悩みや不安、疑問等を共有し、議論するなかで解決のヒントを得ることに力点を置いています。静教組からは6人の参加者が日頃の実践をもち寄り、議論に参加しました。

今回の『TOMO-KEN』は、「子どもが主役の学校・学級づくり」「子どもへの支援・対応」「子どもの学び」「地域・保護者とのかかわり」「子どもを中心に考える『平和・人権・環境・共生』」「子どもを支えるための環境・職場づくり」の6テーマ、19分科会に分かれ、熱い議論を交わしました。その内容は、それぞれの分科会ごとテーマに沿った提言としてまとめられました。

これからの教育、そして組合活動の中核を担う青年部員が、子どもたちのこと、学校全体のこと、そして教育課題について語り合うことで、個々の課題解決へのヒントを得るだけでなく、「組合員相互のつながりのよさ」「語り合うことの大切さ」を実感できた有意義な集会になりました。

=ある分科会の記録から=

「働きやすい職場を作るために」…職員間の連携・職務の相互理解など

参加者:
臨時的任用教職員、学校技師(用務員)、小中学校事務職員、農業高校教員、
小中学校教員
  • 臨時的任用教職員の任用条件について、正規採用教職員も理解を深めよう!
  • 学校技師が廃止されたり民間委託されたりしている県がある。必要性を強く訴えたい!
  • みんなが戻ってきたくなる明るい職員室にしたいなぁ。
  • 業務多忙化の解消に向けて、やることとやらないことの明確な線引きが必要!
  • 子どもたちの人間関係も大事だけど、教職員間の人間関係づくりも大切です!