第2078号2020年7月25日
アクションフォーラム2020「静教組運動の前進に向けて!」

 

6月27日(土)、静岡県総合社会福祉会館シズウエルにおいてアクションフォーラム2020を開催しました。アクションフォーラムは、静教組定期大会で決定された運動方針について理解を深め、今後の運動推進につなげていくために、単組・支部役員が学習する場です。42回目となった今回は、新型コロナウイルス感染症の対応で規模を縮小し、全単組・支部から82人が集まり、学習会と分科会を行いました。

中央執行委員長挨拶主旨

中央執行委員長

赤池浩章

新型コロナウイルス感染症が収束していない状況で、当初は開催の見送りも考えていたが、現在の教職員の置かれている状況や働き方改革に伴う重要課題が山積していることを勘案し、開催することとした。

静教組は、一貫して「子どもたちの学びの保障」を求めてきた。それは、単に授業時数を確保することではない。感染が拡大したら休校、収まったら詰込みでは、子どもたちの精神的な負担が増すばかりである。分散登校と家庭学習を融合させた「withコロナ」の学習を求めていく必要がある。また、働き方改革も、教育改革としての視点が重要である。教職員が働きやすい職場は子どもたちにとって学びやすい環境という静教組の考え方を大切にしたい。子どもたちを中心にしたとりくみを今後も継続していくことが重要である。