第2041号2018年11月25日
第17回栄養教職員部懇談会

10月27日(土)、28日(日)に開催された第68次教育研究静岡県集会の1日目に、第17回栄養教職員部懇談会を開催しました。

全体会では、小川敦聖 日教組中央執行委員による「栄養教職員の職場環境、労働条件に関する課題及び給食費の公会計化における情勢について」の講話がありました。

小川敦聖 日教組中央執行委員

【講話より・給食費の公会計化について】

全国では39.7%の自治体が公会計を行っている。そのうち徴収業務を担っている自治体は17.8%であり、残りの自治体は学校が行っている。給食費の公会計化がこれから導入される市町は、情報収集に努めながら、適切な導入へ向けた準備をすすめていく必要がある。文科省は2018年度中に公会計に関するガイドラインを策定する予定であり、その内容が注目される。

分散会では、「自校給食」「共同調理場」「センター勤務」の調理場形態に応じた6グループに分かれて、目の前の課題や要請内容についての協議を行いました。

=参加者の感想より=

  • ちょうど所属の学校で公会計化の話題がでていたので、参考になった。
  • 市への要求をする際に、法的根拠だけでは説明しにくいので、文科省がガイドラインを今年度中に示す予定ということがわかりよかった。今後も全国の動向などを伺えたらありがたい。
  • 「36協定」を恥ずかしながら全然知らなかったが、働き方を改善する上でポイントとなってくるとわかったので、勉強していきたいと感じた。