第1994号2016年12月10日
こんにちは 教育研究所です♪
〜広めよう、つなげよう、みんなで草の根の平和教育実践を〜

▲所報 No.153
2016.1 発行

2014-2015年度、「国際連帯と平和研究委員会」では、共同研究者の大学教授とともに、県内各地の小・中学校の教職員から選ばれた所員によって実践と研究をすすめてきました。2年間の実践研究のまとめとして所報を発行するにあたり、教育実践の拡大・浸透を図るとりくみを広く組合員のみなさんに投げかけることとしました。

実際に、昨年度末各支部の還流学習の場において、組合員から選ばれている所員が研究について報告し、事務局より研究所のとりくみについて話をさせていただきました。“いつでも、どこでも、誰でもできる平和教育”を合言葉に研究をすすめている「国際連帯と平和研究委員会」の報告を聞いた参加者からは、
『「平和教育」というと、戦争ばかりをイメージしていました。「いつでも、どこでも、誰でもできる平和教育」というように考えを変えることでそれ以外の形でも自分にできることがあるのではないかと思いました。』
『実践を聞いて、「平和教育」の考え方が変わった気がします。これまでは「何をやればいいのか…自分にきちんとできるものはなさそう…」と思っていました。しかし、報告を聞き、いろいろな場面や教科の中で行えるものだとわかりました。』
などの感想が寄せられました。

教育研究所の所報(研究所HPでご覧いただけます)は、「研究成果を現場で生かしてほしい」「実践につながってほしい」「実践が広がってほしい」と願ってまとめているものです。所報を手にとり、「こんな教科でも実践できるんだ」「やってみようかな」「これならできそうだな」と思える実践を見つけてみてください。

まだまだ静教組立教育研究所の研究内容を知っていただくことが必要だと考えています。

9月に教育研究所について紹介した「研究所レポート」を発行しました。ご覧いただけたでしょうか。気になる研究内容があったでしょうか。また、身近に教育研究所の所員をしている仲間がいましたでしょうか。

今年度末には、「調査部」と「子どもの権利条約推進委員会」が2年間の研究成果についてまとめた所報を発行する予定です。「どんな組合員が所員を務めているのかな」「調査部ってどんなことをやっているんだろう」というようなことでも構いません。小さなきっかけから所報を開いてみてください。