第1985号2016年7月25日
専門部NOW 女性部編

女性の労働上の諸問題に対する意識を高め生き生きと働き続けられる職場環境の実現を図ります

現在は当然のようにある育児休業制度ですが、その制度の構築には静教組女性部(当時は婦人部)のはたらきかけが大きく関与していました。1962年の静教組定期大会において、志太支部の女性部員から育児休業制度の提案が出されました。この提案は日教組定期大会、さらには国会へとその議論の場が移され、13年もの月日を要した結果、悲願の育児休業法制定に至りました。

静教組女性部では、このことを多くの組合員に知っていただき、現在の組合員が過去の先輩方からの恩恵を受けていることを広く周知していきたいと考えています。

男女共同参画社会の実現に向け、課題を把握し発信します

女性部で実施している実態調査へのとりくみありがとうございました。今年度は、昨年「女性活躍推進法」が制定されたことを受け、意識に関する調査を取り入れました。調査の結果は、各支部を通してお知らせします。

「平和」を守るとりくみをすすめています

「母と女性教職員の会」は、現在、支部・県・関東ブロック・全国で保護者や教職員、地域の方々や様々な立場の方々と社会的対話をすすめる場となっている。戦後、教え子を戦場へ送ってしまったことを悔いた母親や女性教職員が、子どもをとりまく劣悪な環境を改善しようという思いのもとで始まりました。講師を招いての講演会や少人数で話し合う分科会等の様々な形式で、今の子どもをとりまく教育課題についてレポートをもとに話し合い、近年では多くの男性参加者も交え、連帯を強めています。