第1971号2015年12月25日
子どもたちのために豊かな教育環境の実現を求める要請行動
〜教職員、保護者、連合静岡役員、議員が集い、県へ要請

11月18日(水)、静教組は「子どもたちのために豊かな教育環境の実現を求める要請行動」を行いました。要請行動には、静教組組合員、保護者、連合静岡役員、県議会議員、市町議会議員ら71人が参加し、県内各地から集まった213,038筆(2015年11月8日時点)の「豊かな教育環境の実現を求める署名」とともに、県当局に対して要請を行いました。県からは、伊藤篤志県経営管理部長、県教委水元敏夫教育監ら7人が参加しました。

鈴木伸昭静教組執行委員長は冒頭の挨拶の中で、これまでに多くの人々の理解と努力によって改善の歩みがすすんできたとした上で、「その歩みを止めることなく、今後も一層の改善がなされるよう、今回の要請をお聴きいただき、今後の予算措置や制度企画に生かされることをお願いしたい。」と述べました。伊藤篤志経営管理部長は挨拶の中で、静岡県の基本理念である「富国有徳の理想郷”ふじのくに”づくり」に触れた上で、「静岡県の将来を担う子どもたちの教育には、最大限の努力を払う必要があると考えている。今後も、本県の教育とその環境がより一層充実していくよう、皆様方のご理解とご協力をいただく中で各種施策を確実に実施していきたい。」と述べました。

教職員、保護者、連合静岡役員、議員らによる要請を受け、水元敏夫教育監からは丁寧な回答があり、それぞれが連携しながら静岡の教育のために尽力していくことが確認されました。