静岡県教職員組合立 教育研究所

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 「第28回母と女性教職員の会静岡県集会」が、10月18日(土)に静岡市立清水辻小学校で開催されました。集会には、県内各地から、保護者・教職員・退職された女性教職員など、総勢443人が参加しました。
 全体会では、黒田委員長が、最近の少年犯罪に触れながら、教育界を取り巻く状況を語り、家庭・地域・学校がそれぞれの役割を担うことの重要性を訴えました。また、来賓代表の佐野愛子県議会議員は、ご挨拶の中で、親子の関わりの重要性を熱く語ってくださいました。続いて、山梨泰代静教組女性部長が基調提案をした後、静岡文化芸術大学の勝浦範子先生による講演が行われました。


 午後は、「両性の自立と平等」「働く女性と家族」等、13の分科会に分かれて活発な意見交換がなされました。

講演「子どもをめぐる環境の変化」
 講師の勝浦先生は、様々なデータをもとに、子どもをめぐる環境の変化を語ってくださいました。「やはりそうか」と思わず納得してしまうエピソードや、「たしかにこれは問題だ」と感じる鋭い指摘等がたくさん盛り込まれ、魅力ある講演内容でした。
自然の中で遊ぶことができず、『空き地』が死語になっている。テレビを観たりゲームをしたりする子どもが多い。五感を使って学ぶことができず、体温が低い子どもや声の小さな子どもが目立つ。
今の子どもは父親との交流を望んでいる。外国の父親は母親と相談をするが、日本の父親は家庭を母親に任せる傾向にある。母親が一人でがんばりすぎないこと、大勢の大人が子育てに関わることが大切。
親が管理して「いい子」に育てようとするのではなく、子どもと一緒に同じテレビを観る等、親子で何かを一緒にすると良い。子どもの話を聞いてあげ、その子の心に共感すること・寄り添うことが大切。

参加者の声
講演の「子どもの側に寄り添う教育(子育て)が大事だ」という話がとても印象的だった。
教員、保護者など、いろいろな立場から本音に近い発言を聞くことができておもしろかった。
協力者のお話がとても良かった。三者の連携が大切だということを痛感した。感動や感激を与える体験を繰り返していきたいと思う。
大勢の方が子どもを取り巻く環境を良くしていこうとがんばっているのがよく分かった。社会がどの方向に流れていくのか心配だが、人と人とが安心して豊かに関わり合える社会になってほしい。
情報に流されないで、大人がしっかり世の中の動きをとらえて生活していくこと、子どもに関わっていくことが大切であると思った。子どもの甘えに流されないように、信念を持った母親になりたい。

▲熱い議論がかわされた分科会の様子